集計方法


一覧Tab:Count

  CheckされているColumnの項目が全て一致するログ・レコードを数えます。 表示「検索キーワード(単語別)」の場合は、各単語が含まれるログ・レコードを数えます。

一覧Tab:Stay

  CheckされているColumnの項目が全て一致するものを集計単位とし、次の異なる集計単位に移行するまでにかかる時間の合計を一覧Tab:Countで割った時間(平均滞在時間)を計算します。 ユーザがサイトを去った場合のように次の集計単位が無い場合は、Stay=0秒とします。

例)
表示「ページ・ビュー」の場合
      -> 次の異なるページに移動するまでの平均時間

検索キーワードの場合
      -> 次の異なる検索キーワードまたは、検索ではないRequestを発行するまでの平均時間

  Requestに関する集計を行う場合、ユーザが閲覧するページ以外のRequest(画像やフラッシュなど)が解析内容に含まれるとStayの値は実際にページに滞在している時間よりも小さい値になることがあります。 参考:除外する必要がある拡張子について

  集計単位の変化は接続元IPアドレス毎に追跡します。

一覧Tab:Exit

  CheckされているColumnの項目で指定される条件にマッチしてから最後のRequestを送信するまでにかかる平均時間を計算します。 時間の加算は一覧Tab:Stayの集計単位で行い、あるStay時間内に複数回条件にマッチするものがある場合には最も長い時間のみを加算します。

  ユーザが同じ集計条件間を複数回往復している場合、Exitの平均値は実際の退去までにかかる時間よりも小さい値になります。

  時間の追跡は接続元IPアドレス毎に行います。

一覧Tab:UpDown

  一覧Tab:Countの集計期間を一日前にずらして集計したCountからの変化率を前日のCountを基準にして計算します。 全期間で集計を行っている場合は利用できません。

前日のCount = 100
当日のCount = 110
      -> UpDown = +10%

前日のCountが0になっている項目はUpDown = 0.0%とします。

ブラウザTab:%

  表示しているページからリンク先への遷移率を計算します。 Refererの送信を拒否しているClient, Proxyからのアクセスは、ページにアクセス後直ちに退去したアクセスとして集計を行います。

  ブラウザの「戻る」ボタンやRedirectが頻繁に起こるページの場合、実際のクリック率よりも高い数値を示すことがあります。

フローTab:Count

  注目するRequest, Request Group, Referer, Referer Groupから追跡可能なReferer(prev),Request(next)の経路数を集計します。 経路は以下の例のように、1人のユーザから複数列挙されることがあります。

    Request   Referer
    /-
    /a/
    /b/a(EXIT)
    /c/(RELOAD)
    /d/c(EXIT)
    経路
    - / /a EXIT
    RELOAD / /c /d EXIT

  Refererは存在するが経路が連続していないアクセスはRELOADとして集計します。

  Refererの送信を拒否しているClient, Proxyからのアクセスは、直ちに退去する経路として集計を行います。

  ブラウザTab:%の遷移率とは集計方法が異なるため%の値は一致しないことがあります。

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